日本の文化

Aqua Design Blue'S

こんにちは。

「TOJO MEDIA」では、
魚やアクアリウムに限らず
生きものや自然全般のお話をしている
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。

飼育の仕事をしていた頃から、野生の生きものの姿を
見に行ったり、背景にある歴史や文化なども勉強していたので、
アクアリウムのお話は他の方に
お任せしようかなぐらいの勢いで書いていますw

さて、今回のお話は本日6/30と明日7/1に関係するお話。

この2日間は何の日かというと、
6/30は日本が国際捕鯨委員会(IWC)を正式に脱退する日。
そして7/1は、31年ぶりに日本が商業捕鯨を再開する日です。

シャチの飼育係を目指し、野生の鯨の観察などにも出かけていた私ですが、
鯨は食べる事も大好きです。
(ワニやダチョウ、イルカ、カエルなど食べられるものは何でもチャレンジする人。
ただし、近年注目されている昆虫食はちょっと・・・)

捕鯨の賛成・反対についてはそれぞれの意見・見解がありますので、
私の考えはこの場では控えますが、大切にしている事は
命あるものを頂く時にはとにかく感謝をして食べるようにしています。
そして、極力残さないようにして食べる事。

命に感謝をして食べる、日本独特の
「いただきます」
文化はとても素晴らしい世界に誇れるものだと思います。

そして、もう一つ!
日本独特ともいえるのが、
(食用になった生きもの達にまで)動物慰霊碑を作り、
感謝の気持ちとともに供養を行うという文化です。

捕鯨については世界的な批判をされていますが、
この文化というのは海外にはあまり知れていません。

私の住んでいた(いる)、和歌山県と静岡県は捕鯨の歴史がとてもある場所で、
生きものの側面についてもいろいろと勉強していたので、
この慰霊碑なども調査をした事があります。
非常にマニアな話題で申し訳ないのですが、
現役イルカトレーナーや目指している方はたくさんいても、
文化や歴史などの側面も調べて伝えて行こうなんて方は
残念ながらほとんどいません。

今日紹介するのは、日本一の捕鯨の町
和歌山県太地町にある慰霊碑です。

捕鯨が現在でも行われているという事もあって非常に立派な鯨慰霊碑があり、
現在のものは昭和54年に建てられたものです。
毎年4月に漁協関係者を中心に「鯨慰霊祭」が開催されているのですが、
捕鯨の仕事をかつてしていたOBまで、約100名もの人々が参列しています。

こちらは、太地漁港所属の小型捕鯨船「第七勝丸」と「正和丸」
現在、沿岸捕鯨で使用されている捕鯨船は、この2隻を含めて国内に5隻しかありません。

日本の慰霊碑と慰霊祭の文化は、漁業や家畜の関係者だけではなく、
動物園や水族館の世界でも行われています。
私の働いていた施設でも、もちろん行われていました。

弊社では慰霊碑とまではいきませんが、
ストック水槽で残念ながら亡くなってしまった魚は
庭の花壇に埋めてあげ、手を合わせています。
そして、命が植物の栄養として返るようにしてあげています。

TOJOグループの東城久幸会長と幸恵社長のお宅でも、
命を大切に考えて毎回埋葬をしているそうです。

先日のフォトコンテスト表彰式前の懇談会でも、
会長から
「命を大切にするという気持ちを、大切にしていこう!」
というお話がありました。

『命を扱う仕事なのだから命を大切にする』

本来はそんなの事は当たり前でなければいけない事ですが、
当たり前だからこそ以外と忘れがちな事でもあります。

命に感謝する気持ちをこれからも大切に持って活動して
行こうと思います。

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