地球の謎に迫る
こんにちは。
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。
先日、静岡市の清水港で
「清水海洋展」
というイベントが開催されました。
このイベントは毎年開催されていて、
港の歴史・文化や海洋技術についてを
展示している展覧会です。
今年は清水港開港120周年という事で、
海洋研究開発機構「JAMSTEC」の船
『ちきゅう』が岸壁に着岸して近くで見る事が
出来たようです。
知らない方の為に説明をすると、
JAMSTECというのは深海や海洋を
観測・研究している研究所の事で、
世界最高クラスの有人深海探査船「しんかい6500」
もこの研究所が所有しています。
その研究所の船「ちきゅう」は、
正式名称は
『地球深部探査船ちきゅう』
と言って、
清水港を実質の母港としているのですが、
普段は一般の方が立ち入れないエリアに停泊をしています。
海底下7000mまで採掘が出来るという
世界最高の採掘能力を持っていて、
マントルや巨大地震発生帯への採掘が可能なので
地球誕生の謎が解き明かせるのではと期待されているのです。
今回、この世界一の船が近くで見られるというとても貴重な
機会だったわけですが・・・
私は残念ながら所用で行けませんでした。
私の場合は以前に仕事で航行するこの船に乗船させて頂いた事があるので、
その時の写真だけちょっと紹介します。
この船は全長が210m、
高さは30階建てマンションと同じくらいあって
船底から130mもあります。
ドリルを付けた管を繋ぎ合わせて、海底を採掘していきます。
この専用の作業着に着替えて乗船!
外国人クルーが非常に多い印象でした。
この船の特徴的なデザインのひとつでもある、
船首にあるヘリポート。
操舵室です。
船の中もちゃんと分煙化がされていて、喫煙所の近くにはこのような
植物が置かれていたのが面白いなと思いました。
これだけ大きな船なので遠くからでもとても目立つのですが、
夜間は照明がついているので結構綺麗に見えるんですよ~。
普段は貨物船などが停泊するエリアの近くで、柵で囲まれて警備されている場所に
停泊しているので関係者以外は近寄る事すら出来ません。
またどこかでこのような機会がありましたら、とても貴重な機会ですので
ぜひ参加してみて下さいね!
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