世界唯一の展示で大盛り上がり
こんにちは。
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。
先日、福島県の水族館
「アクアマリンふくしま」に
バショウカジキが搬入され、水族館好きの方や水族館関係者を中心に
大騒ぎになっています。
この魚は釣りの大会などが行われるほどの大人気なカジキと呼ばれている魚の一種で、
大きさは最大で3mオーバー!
その中でもこのバショウカジキは泳ぐ速さがとても速く、その速度は最速100kmを越えると言われています。
この速さは80kmほどの速度が出ると言われているシャチを越えて、水中生物最速!!
このサイズ、速さからもわかると思いますが、生きたまま捕獲をして水族館で飼育する事は大変難しく、
展示は世界唯一!
マグロを飼育する葛西臨海水族館や国内最大の水槽を持つ美ら海水族館が飼育を目指しているものの
成功した例がまだなく、世界で唯一展示に成功しているのがこのアクアマリンふくしまなのです。
今回のサイズは80cm程度で、新潟県の佐渡沖で捕獲されたんだとか。
この水族館では今回を含めて3度飼育を行った経験があって、
最初の飼育は13日間で展示される事はありませんでした。
今回、凄い盛り上がりを見せているのは世界初展示を行った時から実に11年ぶりの
飼育である事と、長期飼育が難しいのでGotoキャンペーンを利用して
たくさんの方が水族館に集まっているから。
さらにSNSの普及や暗い世の中に少しでも明るい話題を届けたいマスコミの報道などもあって、
かなりの盛り上がりを見せています。
私もGotoで出掛けたい気持ちはありますが、県外への移動を自粛しているので
今回はお預け。
でも、世界初展示をした2009年10月(2か月程展示)にはバッチリその姿を見ているので
今回はその時の写真をお見せしたいと思います。
世界最速といっても常にその速さで泳いでいるわけではなく、
普段はむしろゆっくりと泳いでいるぐらい。
通常のマグロの方が高速で泳いでいる気がします。
特徴的な大きな背びれも常に広げているわけではありません。
泳ぐスピードに関係していそう。
特徴的な長い口先は、その先端で魚を叩いて失神させて捕食すると言われています。
ちなみに静岡県の下田市ではカジキ釣りの大会が毎年行われており、
「かじきミュージアム」という資料館もあるんですよ~。
アクアデザインブルースのHP
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