歴史ある施設のリニューアル

Aqua Design Blue'S

こんにちは。
静岡県のAqua design Blue’Sの佐久間です。

昨日、2021年2月28日をもって一つの歴史が幕を閉じました。

それは、神戸市立須磨海浜水族園内の施設。

市立のこの水族館は民間に経営を移行して全面リニューアルする事が決まっており、
昨日をもって本館以外のイルカライブ館、ラッコ館、アマゾン館、遊園地の営業が終了しました。

イルカライブ館

本館自体は2023年5月まで営業を続けますが、2024年4月からは新水族館の
営業が始まる予定になっています。

この水族館は日本の水族館の中でとても重要な歴史を残していて、
前身の「和楽園水族館」は、
日本で最初に本格的なろ過装置を備えた施設で、
『日本水族館発祥の地』と言われています。
(上野動物園に「観魚室(うをのぞき)」という施設がこれよりも前に出来ており、
こちらを日本初の水族館とする説もあります)

和楽園水族館の模型

また、今回閉鎖されたアマゾン館にある水槽は、
「日本初のチューブ型水槽」と
言われています。
(トンネル水槽とは違っていて、こちらは床下も水槽になっています)

アマゾン館

アマゾン館では今では珍しい、魚によるショーも行われていました。

世界最大級の魚であるヨーロッパナマズ。
この魚を見る事が出来るのも、国内ではここだけかな?

新しい水族館にはもちろんたくさんの見どころがあるでしょうが、
想い出の場所や歴史のある施設が無くなるのも寂しいですよね。

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