ゴールデンゼブラ・シックリッド

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【東城流魚図鑑】

ゴールデンゼブラ・シクリッド

 

【学名】: Pseudotropheus Iombardoi
 ムブナの一種
【生息地】: マラウイ湖
【全長】: 12㎝
子供の時はみんなブルーの色合いですが、成長するに伴いオスは黄色、メスはブルーになり体にはボーダーラインが入ります。
ゴールデンゼブラ・シクリッドは魚の仲間でも特に頭がいいように見えます。
水槽内のディスプレイは自分で作ります。かなり重そうな石も頑張って移動させて自分の好みの形にしていきます。我が家のゴールデンゼブラ・シクリッドは水槽のはじに底砂を高く積み上げピラミッドを作る事が上手です。自分の入る石の下は逆に砂が無い方が好きです。
この様な作業を通常の人は縄張り意識や自分の隠れ家を作る為と考えているようですが、私にはゴールデンゼブラ・シクリッドの個性が見えてきます。人間でいえば綺麗好きな人や片付け上手な人のように同じ種類の魚にも本当に個性があります。
そして♂♀の違いもありますがやはり強いものが弱いものを追い回すことは避けられません。いつもいじめられていた弱いゴールデンゼブラ・シクリッドを別な水槽に移し1匹で飼育していると、だんだんその子の性格が見えてきます。優しい子ほどイジメられるのは人間の世界も魚の世界も同じでしょうか・・・
したがって60㎝水槽であったら1匹で飼育することをお勧めします。1匹で飼育するとその子の性格が見えてきてとても可愛く思えます。フードを欲しがる仕草も魚によって違います・・・
ある子は岩の隙間から目だけを出し見ていたり、体いっぱいの表現で泳ぎ回る子もいます。
ゴールデンゼブラ・シクリッドはとても速く泳げます。車で言うと急発進、急加速、急停止のようなことを狭い水槽の中でしています。やっぱり広い所で思いっきり泳がせてあげたいですね・・・
≪他の魚との混泳≫
大人しい魚との混泳は不可です。肉食で同種でも争う性格なので他の魚は一緒に入れられません。我が家のゴールデンゼブラ・シクリッドの水槽の隣には2匹のランチュウさんが仲良く入っています。そのランチュウめがけて猛突進していくゴールデンゼブラ・シクリッド・・・冒頭に書いた頭が良いは・・・
水槽はなるべく90㎝以上の水槽が理想です。(1匹でも)
ゴールデンゼブラ・シクリッドは3㎝程度までの子供の頃は同じ種類を多く入れても何の問題もありませんが成長するとともに縄張りを主張し弱いものがいじめられます。
そんな時は別の水槽を用意して1匹づつに分けてください。

 

ゴールデンゼブラ・シクリッドさん達も夜は水槽に明かりの入らない布をかけてグッスリ眠らせてあげてください。
朝大あくびして出てきますよ♪・・・

 

※Aquarium TOJO Co., Ltd.ではSDGsを賛同しています。

 

 

 

 

 

東城 久幸

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Aquarium TOJO Co., Ltd.代表取締役会長 アクアリウムセラピー®研究家 全国aquarium TOJO Familyグループ代表 一般社...

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