2024年新年あけましておめでとうございます
2024年 新年あけまして おめでとうございます
2024年元旦挨拶状
Aquarium TOJO Co., Ltd. 代表取締役 会長 東城 久幸/東城 幸恵
全国アクアリウムTOJO Family Teamの皆様
2024年 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
東京から妻の故郷である愛媛に移り住み4年が経ちました。
私にとってこの4年間はアクアリウム レンタルビジネス活動に対し新たな挑戦を開始するための準備期間のような感覚で過ごしてきました。
新たなる挑戦とは、約30年前に私が独自に生み出したメンテナンスを主体とするアクアリウムのレンタル事業(TOJO Familyを含む)に対する反省と見直し、を意味します。
現在TOJOグループに加盟して10年以上の方も多く存在しています。そして私の所から離れて行った方やTOJOをまねして独立する他業者が今では日本全国100億円規模で存在しています。
この産業は後5年で今の倍、つまり200億円産業になると言われています。つまり私東城久幸が0から生み出した業界が膨れ上がり暴走状態になっているのが現状なのです。
そして他業者の多くが魚を商売目的として扱っています。
私自身今に至るまで多くの間違いを行ってきました。一番の間違いはアクアリウムのディスプレイコンテストです。アクアリウムの業界が主催するこのコンテストでは大小50以上の表彰を受けてきました。私の手掛けるディスプレイは業界で高く評価を繰り返されました。そして業界から推薦をいただき日本観賞魚振興事業協同組合の役員も約20年間続けています。
今私は結婚した妻である東城幸恵(社長)の生き物に対する愛情に魅せられ私自身過去に犯した罪の償いをしなければいけないと決断しました。
過去の私は人に喜ばれ人が美しいと思えるディスプレイを創ることを最優先に考えてきました。
自分自身でアクアリウムセラピー®と言いながら人が癒されることばかりを意識してきました。
しかし小さな水槽内で泳ぐ魚達を大切に見ていると、魚達の声が聞こえてきます。
水槽内で泳ぐ魚達が満足して、イキイキしていることや歳を取り弱々しくも生き抜く姿こそが観る人に癒しを伝えるものになると考えています。
そんなさなか昨年暮れに我が家で大変な痛ましい事故が発生しました。それは一匹のらんちゅうがヒーターの誤作動による事故で亡くなったのです。
その時の妻は半狂乱状態でした。私も涙せずにはいられませんでした。
その悲しみは我が子を失ったほどのものでした。
ヒーターをメーカーに送り付け、調べた結果電気系統の不具合であることが判明しました。
メーカーの方が我が家に来て謝罪もしてくれました。先日東京で行われました、会合でもメーカー代表の方が私に謝罪してくれました。
その時の模様を伝えるために撮った動画をX(ツイッター)に配信したところ数日間で5万回以上の再生数になり多くの人から様々なコメントをいただきました。
しかしどんなに励まされても、あやまられても、私達の悲しみは癒されません。そしてこの大切な家族であるランチュウの死を無駄にしてはいけないと考え、本年1月下旬に私たちはメーカーの本社に行き「命の大切さ」を大勢の社員の前で発言する許可もいただきました。
私は今後この大手メーカーと「アクアリウムセラピー」等の考え方を共有していく考えです。
2024年、Aquarium TOJO Family Teamは「個々」のFamilyではなく「大きな」Teamとしてさらなるアピールを開始します。
皆様も「一人一人」で行うのではなく日本全国の「仲間」と宣伝活動等共有しながらこの「魚への愛情を1番」とするAquarium TOJO Family Teamを様々な場所でアピールしてください。
2024年中に何らかの結果を生み出したいと考えています。
みなさん!今年はさらに動いてください!私達もさらに頑張ります!
さかなのみかた Aquarium TOJO Family Team代表 東城久幸&東城幸恵
2024年 みなさま 新しい年を迎えました
東城幸恵です。
昨年は、みなさまにとって どのような一年でしたでしょうか
昨年は私達家族にとって、とても辛い年でした
家族の一員である らんちゅうさん大きいコと小さいコ
シクリッドさんダイヤのコとトラコを亡くしました。
らんちゅうさん達は、2018年4月7日 私のところに来て5年、6歳でした
らんちゅうさん大きいコは、3年前から転覆病をわずらっていました。
いろんな方法でよくなるように全力で看病をしていましたが、
2023年7月3日 21:17 天国に旅立ちました。
その日を迎える前は、ご飯が食べれなくなり、
体が風船のように膨れて血が滲んでいました。
転覆病で日に日に悪くなっていく中、
少しでも昨日より改善が見られたときは嬉しくなり
一喜一憂の毎日
どうしても病気には勝てず
いつかその時を迎えることを怖く思っていました。
病気を毎日見ている中で、心の準備はできているようにも思いますが、
やはり受け入れられず
亡くなったその体を手に取り、泣き崩れていました。
家の中に置いている観葉植物の鉢に埋めて、
その存在を今も忘れることなくいつも見守っています。
らんちゅうさん大きいコを亡くして悲しみに暮れているさなか、
わずか10日後 7月13日
信じられないことに、
シクリッドさんダイヤのコが突然死を遂げました。
水槽には、いつも夜はカバーをかけて暗くしていて、
朝になり私がそのカバーを外して
水面に仰向けで浮かんでいるダイヤのコの姿を見たときに、
悲鳴をあげて主人を呼びました
「どうして!どうして!なんで?なんで?昨日は元気だったじゃない!
どうして?なんで!どうしてこんなことに!なんで!どうして?」
何度も何度も言葉にならない言葉で泣き叫びました
ダイヤのコは私ととてもコミュニケーションがとれるお魚で、
お魚とコミュニケーションをとる楽しさを教えてくれた初めてのコでした。
突然の悲劇で信じられない思いで、呆然と立ちすくみ泣き崩れました。
ダイヤのコもらんちゅうさん大きいコと同じように、
少し大きめの別の観葉植物の鉢に埋めました。
らんちゅうさん大きいコを亡くし、
シクリッドさんダイヤのコを続けて亡くしました。
こんな悪夢をみるなかで、さらなる悪夢が私達を襲いました。
ダイヤのコに続いて、シクリッドのトラコの具合が悪いのです。
食事をしなくなり、水槽の底に体をつけています。(浮いていない)
トラコはシクリッドさんの中でもボス的な存在で一番体が大きくて
ダイヤのコやブルーグレーのコをいじめたりもしていた元気なコです
その子がどうして・・・。
苦しそうにもがき、息を引き取る前は心臓が先に停止するのか
苦しくて最期の力を振り絞って勢いよく水面まで泳いだり
水槽の側面のガラスや底に頭を何度もぶつけて
苦しんで苦しんで息を引き取りました。
いったい何が起こったのか?起こっているのか?
主人も私もどうすることもできず、
ただただトラコの最期を見届けることしかできませんでした。
苦しんで亡くなったトラコの体を水からだして手にのせて・・・
どうしてこんな悲しいことばかり起こるのでしょう
原因不明の突然死が2匹を襲いました。
2匹ともどこも悪くなく見たところ病気もしていなかったのです。
ダイヤのコの眠っている同じ鉢にトラコも埋めて祈りました
痛かったね苦しかったね。もう痛くないからね。。。苦しくないからね。。。
どうか安らかに眠ってお花になってね・・・隣にダイヤのコもいるからね
2023年7月は暗闇のような一か月でした。
大切な家族の一員を一か月の間に3匹も亡くすなんて
今までにないこと。悲しみと失望にくれました。
らんちゅうさん大きいコは、転覆病でしたが
シクリッドさん達の入る水槽の水質検査もOK、水替えもしたばかり
水温もOK。何にも原因がわからないのです。。。
そして10月15日夜にあってはならないことが起きてしまいました。
らんちゅうさん大きいコを亡くして小さいコだけになっていた
水槽のヒーターが壊れ
水温が上昇し、熱湯状態になり、
らんちゅうさん小さいコが茹で上がってしまった状態で見つかりました。
私は半狂乱になり、大声で叫び、泣き、、、、、
マンションの隣の部屋に聞こえるくらいの大声で
夜通し泣き叫んでいました。
それは、あるメーカーのヒーターの破損からの事故でした。
大切な家族をヒーターの事故で亡くし、もういたたまれなく
らんちゅうさん小さいコが、水がお湯に変わって行き
どんなに苦しく熱く痛く、内臓が焼けただれ、苦しんで死んだのか
手にのせたらんちゅうさん小さいコの体からはたくさんの血が出て・・・
私の手がらんちゅうさん小さいコの血で赤くなりました
一生忘れない、生暖かい血の感触を脳裏に焼き付けました
以前、真冬に自分のヒーターだからと水槽の中のヒーターを外して持ち帰り、
水槽の中の魚を全匹 凍死させた人がいました。
今でもその凍死した魚たちのことを思うと胸がとても痛く忘れられないです
同じ死ぬのでも水槽の水が冷たくなって凍えて死んでいくのと
水槽の水がだんだん熱くなって内臓が焼けただれて茹で上がって死ぬのと
どちらがより苦しいか・・・。
私は後者のほうがより苦痛を味わいながら死ぬと。。。
その日の晩から。
私は自分が茹でられて死ぬ夢を毎日見続けています。
自分を見失い、心底落ち込みました。
何もかもが崩れた日々を送っています
「水槽にヒーター」これはアクアリウムでは当たり前ですが
水槽の中に電気を入れるって、一歩間違えば事故につながるとても危険なもの
生と死がヒーターによって紙一重
この「アクアリウム用ヒーター」は、絶対に間違いがあってはならないもの
このことを主人がX(旧ツイッター)に投稿しました
瞬く間に再生回数5万回と多くの人が関心をもちました
らんちゅうさん小さいコの無残な事故を二度と起こさない
決して同じ過ちがあってはならない。
絶対にらんちゅうさん小さいコの死を無駄にしないために
主人も私もメーカーにこの思いを訴えました
メーカーの方は、私たちの思いに真摯に向き合ってくれて
二度と同じような事故が起こらないように改善を誓ってくれました
昨年は、家族の一員であるお魚4匹を亡くしてしまう
とても悲しいことばかりが続く一年でした。
このことから、私は生き物はいつ死ぬかわからない
昨日まで元気でも明日にはどうなっているか分からない
そう思うと、毎日何気なくお魚さん達に接していますが
毎日1時間半から2時間かけてお魚にご飯をあげながら
一匹一匹の様子を確認しています。
体の両側、背びれ、胸びれ、尾びれ、腹びれに傷や亀裂はないか、
ひれが縮こまっていないか
(水温が魚にとって寒いと縮こまるように私は感じます)
両目に曇りがないか、ご飯は食べているか、泳ぎ方はおかしくないか
ご飯も時間差でそれぞれの子に合わせて2種類~3種類あげています。
私達の家に来てもう7年以上になるトランスルーセントグラスキャットが
はじめは10匹いましたが、もう2匹になってしまいました。
その2匹が高齢魚で目は干しブドウのように縮こまってぐじゃっとしています
もう見えてはいないと思います。
トランスルーなので体が透明で内臓が見えていますが、
炎症を起こしていて赤く充血が見て取れます。
体表もえぐれていて、今はまだ泳いでいますが泳ぎも弱わよわしく
昨日から食事もとれなくなりました。
年を越せるか・・・
それでも、私達にできることは ただ見てあげるだけなのです。
見てあげることしかできないのです。
寸暇を惜しんで見てあげてください!
他種族の自由を奪って狭い水槽に閉じ込め人間の自由にしている
そこまでして飼いたいならば、
責任と覚悟をもって 最期まで見てあげる
できる限りの良い条件で飼育してあげること
人間につかまって自由がなくなったけど、
それなりに悪くない魚生だったと
魚に思ってもらえるように接して、
見てあげて飼育していきたいと私は思っています。
そんな思いで私はいますが、皆様もお魚に特別な思いがあると思います。
せめて、人間側の過失で一生を全うできずに亡くなることは避けたいですね。
私達 Aquarium TOJO Co., Ltd. にとっても変革の時期にあります。
他のアクアリウム業者とは、魚に対する考え方がまるで違う
それこそが、これからの時代に必要な、
私たちの武器になっていくことと信じています。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
簡単ではありますが、私の気持ちを
年始のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
取締役社長 東城幸恵
ダイヤのコ
トラコ
らんちゅうさん小さいコ
年老いたトランスルーセントグラスキャット
#アクアリウム2024
#アクアリウムセラピー