トランスルーセントグラスキャット

東城久幸

東城久幸です。

皆様お盆はいかがお過ごしでしょうか?

 

悲しいお知らせですが、昨日我が家のトランスルーセントグラスキャットが亡くなりました。

私と妻は自宅で飼育している魚達を子供のように可愛がっています。

このトランスルーセントグラスキャットは8年くらい生きていました。

約5年前に私達と一緒に東京から愛媛にきました。

東京では様々なイベントにも参加して、活躍してくれました。

始めは沢山いた仲間も1匹づついなくなりこの子は最後の1匹でした。

このトランスルーセントグラスキャットを長年見てきて魚への接し方がだいぶ変わりましたね。

みなさん知っての通りトランスルーセントグラスキャットはとても大人しく水槽の岩や流木の陰などにホバリングするように仲間たちと寄り添いながら同じ場所で泳ぎます。

しかしこの子たちは夜行性なので夜間暗くなると水槽の上の方を勢いよく速いスピードで泳ぎ回ります。

それを見ているととても60㎝の水槽では小さすぎますね。

フードを与えるのも暗い夜間の方が良く食べてくれます。もちろん昼間でも食べますが夜の方が活発です。

昼間のホバリング状態のときはおそらく睡眠状態なのだと思います。

夜行性とは言え一晩中起きているわけでもありません。深夜2時3時はやっぱりのんびり睡眠状態になっています。

TOJOでは常識ですが、夜は水槽にカバーをかけています。この水槽には5枚ほどのタオルやカバーを重ねて外の明かりが入らないようにしています。

トランスルーセントグラスキャットに与えるフードは1日2回、昼と夜中です。

 

この子は最近目が白濁して背中が曲がり泳ぐのも辛そうでした。

透明な体に血が滲みヒレもボロボロになりました。私達はこの子を2日間見守り続け最後もみとることができました。

観葉植物の葉を敷いてベランダの鉢に他のこと一緒に埋葬しました。

もう2度とトランスルーセントグラスキャットを我が家で飼うことは無いと思いますが、最後の最期まで本当に頑張った姿は私達の生き方すら変えたものと思います。

1匹の小さな魚を大切に考え、その魚の心を見ることができると世の中全ての生き物たちの大切さが見に沁みて見えてきますね。

我が家にはあと11匹の子供たちが泳いでいます。毎日毎日大切に一緒に暮らします。

みなさんも1匹の魚を大切に見てあげてくださいね。

 

#トランスルーセントグラスキャット

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東城 久幸

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Aquarium TOJO Co., Ltd.代表取締役会長 アクアリウムセラピー®研究家 全国aquarium TOJO Familyグループ代表 一般社...

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