スケスケ展の裏話

Aqua Design Blue'S

こんにちは。
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。

7/22より静岡県掛川市で開催されているイベント
『スケスケ展ースケると見える仕組みの世界ー』にて
弊社が水槽管理をしています。

今回はその設営の裏話を少しお話しします。

このイベントは福岡市科学館を皮切りに、
長崎、新潟、仙台と全国を巡回している大人気イベントで
「文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門 審査委員推薦作品」賞を受賞しています。

イベント名の通り「内部を想像する」をテーマに、
デジタル技術を駆使して様々な物や生き物たちの普段は見えない中身を
見て・触れて楽しむという内容で、その展示・アトラクションの数は約100点!

子供たちはきっとワクワクしちゃうであろう内容が盛りだくさん!
静岡に本社を持つメーカーの品も複数展示されているので、
その静岡での開催は待ってました!といった感じです。

実はもっと早くに同じ静岡県内の違う場所での開催が予定されていたのですが、
新型コロナの影響で急きょ中止(延期)に。
開催のタイミングを図っていたという事もあり、今回の会場での開催が決まったのが
本当に急で、準備期間は半月もありませんでした。

設営やメンテナンスのスケジュール調整はもちろんなのですが、
展示する生体の確保にはとても苦労しました。

というのも、コロナの影響から問屋さんに入荷している数が以前よりも
少ないうえに値段も高めでした。

複数の問屋さんに連絡をして在庫の確認と生体のキープを依頼。
仕入れる数が多かったので弊社にストックしておく為の水槽も急きょ立ち上げ、
他の通常業務もあるので仕入れのタイミングにも調整が必要でした。

一番大変だったのは、ヤドカリ。
展示に向いているサイズの個体の確保が出来ていないとの連絡が
イベント製作会社から来た為、弊社が仕入れを行っている静岡県内の問屋さんを
紹介し入手の相談をしたところこの問屋さんにも在庫がなく、
急ぎで予備の個体も含めて確保をして下さいました。

そして、開催まであと数日という時にやっとヤドカリと、特注の殻が弊社に届きました。
今回のイベントではヤドカリにはその特別な殻に入ってもらう必要があるのですが、
相手はお願いをして家を引っ越ししてくれるわけではないし、体がとにかく大きくて力が強いヤドカリです。

色々と調べても、移動させる為には少し可哀想な方法しか出て来ず、
私にはそんな事はなるべくしたくないという思いがありました。
どうしたものかととても悩みしばらくヤドカリと格闘をしていたところ、
その日の晩に自ら家(殻)を引っ越ししてくれました♪

ただ、本当に設営までギリギリのタイミングだったので、餌をなかなか食べてくれないという問題を
残したままで設営日を迎えました。
現在は自宅待機中の予備のヤドカリ達にも家の引っ越しについて相談をしているところなのですが、
私も相当バタバタしているのでこちらの子については真剣にまだ取り組めていません。

ヤドカリについてのお話しをすると、今回仕入れたのはオニヤドカリという
とにかく大きな種類で、力がとてつもなく強いのでハサミで挟まれたヤバイのではないかという
恐怖が私の中には常にありました。
(昔カメに噛まれて相当痛い思いをした事があるので、その恐怖が頭をよぎっています)

あと、基本的に夜行性のようで夜中になると活発に動きだすのですが、
上れる場所があるとその力も利用してとにかく脱走を謀ろうとします。
魚と一緒に入れておくと魚たちが寝床を襲われてしまう危険があるので、
当初は隔離をする為のケースを大きな水槽に入れていたのですが、そのフタを
こじ開けようとするので脱走防止の為にケースを紐で縛りました!

でも体が大きいので隔離用のケースでは狭いという事もあり、
最終的には逃げ出せないような専用の水槽を急きょ立ち上げました。
それも複数の個体を一緒に入れてしまうと喧嘩や共食いの危険があるので、
1匹につき1水槽というある意味VIP待遇!

会場に設営した実際の水槽でも脱走しないようにディスプレイを配置し、
一つの水槽に1匹という対応をしています。

今回の特別な殻では中が透けて見えるのですが、
殻の中では常に後ろ脚が動いていて、後ろ脚でポリポリとかいているような
仕草が見れて面白いんです。

特注の殻はサイズやデザインが一つ一つ微妙に違います。

こちらが元々住んでいた殻。とにかくデカい!

ある女性の担当者さんはこのヤドカリを見て
「カワイイ!」
と言い、
他の女性の担当者さんは
「気持ち悪い!」
と言っていたのも少し面白かったですw

カワイイのか?
気持ち悪いのか?

実際にその目で見て、ぜひ感想を聞かせて下さい。

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