京急油壷マリンパークその②

こんにちは。
静岡のAqua　design　Blue’Sの佐久間です。

9月末での閉館が発表された京急油壷マリンパークについてその➁です。

この水族館最大の特徴は海の動物たちのショーです。
私があるテレビ番組からイルカショーについての取材を受けた際、
特徴的なショーをする施設として紹介したのがこの施設です。

ここは完全室内型の「ファンタジアム」というスタジアムでショーが行われていて、
そこはまさしく劇場！

イルカショーが室内で行われているのは雪国以外では珍しく、
演出も含めて本当にミュージカル仕立ての演劇が行われているのです。

照明や音響を使った演出というのは、以前はほとんどの施設で行われていませんでした。

さらに細かい話をすると、
アシカとイルカの共演は最近では行う施設が多くなって来ましたが、
以前はほとんど行われておらずここが元祖とも言える存在です

さらに水族館のキャラクターがメインとして出演して、動物たちと共演しているなんてのは
おそらくここだけ！
得体の知れない人間ではない体の大きなものと共演するのですから、
動物たちには馴らす為のトレーニングを行う必要があります。

余談ですが、上の写真でイルカと一緒に泳いでいるのはアシカですが、
キャラクターと共演したり下の写真でＤＪをしているのはオタリアですね！
見る人が見れば、違いがわかります。

アシカがオルガンを弾くのもここのショーならではの演目で、
元祖とも言える存在！

写真はクリスマスショーの様子ですが、こんな季節の内容でショーを行うのも
演劇風だからこそ！

多くの水族館がある中でも本当にここだけの特徴的とも言えるショーを
展開していただけに、それがなくなるというのは寂しいものです。

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