アクアリウムのメンテナンス道具

2023.03.17

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TOJOストアー

≪アクアリウムのメンテナンス道具≫

こんにちは東城久幸です。（TOJO STORE トースト）

相変わらず東城流でアクアリウムの話をします。私東城久幸が長年アクアリウム業界で経験してきたこと、そして自らの飼育経験を基に東城流として独自の考え方ができあがりました。そのためアクアリウム業界にて知識のある方と真逆な意見も出てきます。私の伝える「魚が一番！」の考え方を理解したうえでアクアリウムを手掛けながらご自身のスキルを創り上げてください。

≪今回は水槽のメンテナンスに使う道具等についてお話致します≫

※紹介しています商品は文章下のTOJO STOREでそのまま購入画面に入れます。

なるほどバケツ

まずは「なるほどバケツ」ネーミングの通りなるほど！と思わせることは使うと分かります！

これは洗車用に作られたもののようですが、まさにアクアリウムのためにあるような物に感じています。私からの一押しです！

注ぎ口の無い普通の丸いバケツは水が上手に出ないためこぼしやすいので使わない方が良いでしょう。注ぎ口の尖ったものや長いものもあるのですがやはり口先が台形状になっている「なるほどバケツ」にはかないません！なるほどバケツにも色や大きさがあるのでご自分の好きな色合いや大きさをそろえるといいでしょう。7ℓと8ℓがあります。私的には8ℓが使いやすいと感じています。

デルリン製ヘラ

これも本来アクアリウムに使用する目的で作られたものではありません。量販店の左官のコーナーでよく見かけるので壁に何かを塗るための物と思われます。しかしこれを水槽の苔落としに一度使うと2度とほかの物は使えなくなるほどきれいに苔を落とすことができます。また刃先がざらついてきたら耐水ペーパーで刃先を削りまた包丁を研ぐように磨くことで何年でも何十年でも使用することができるのでとても経済的です！耐水ペーパーの使い方選び方も下に記載いたします。

網

魚をすくう網はその大きさと網の目の細かさ、またその材質で様々なものが売られています。

ヒレが硬く尖った魚に対し安易に網ですくうことでヒレが網に絡みつき取れにくくなります。無理にはがそうとすることで魚を傷つけてしまう場合があります。特に100円均一の網はやめましょう！値段が高くても確りした網を選んでください。TOJO STOREでは高級な網をご紹介しています。

魚は網でなくなるべく器で水ごと取る癖を付けましょう！

ホースポンプ

水槽の水を抜くときにこのアイテムは欠かせません。

サイフォンの原理で高い位置から低い位置に水を移動させます。

吸い込み先には魚を吸い込まないように細かい穴の開いたフタがしてあります。

底砂を洗いながら水を吸い出す場合吸い込み先にさらに長くなるジョイントホルダーのあるものはとても便利です。

ピルケース

私達はプロとしてアクアリウムの管理することが仕事です。魚たちの健康を大切に考え取り扱うフードも慎重に選びます。そして魚達に与える量を毎回健康状態をチェックして適切な量を考えます。しかしお客様のほとんどの人はフードのあげすぎをしてしまいます。魚たちが食べきれない量を水槽内に入れることで水が悪くなります。水が悪くなると病原菌が繁殖し魚達に悪影響を及ぼします。そのようにならないためにピルケースに適量のフードを入れておきます。フードは1種類ではなく水槽内にいる魚の特性などを考えて２～３種類入れておきます。フードを入れる入れ物は100円ショップで売られているピルケースが一番リーズナブルで使いやすいと思います。100円ショップでは網はダメですが、アクアリウムに便利なものがたくさんありますね。

タオル　

アクアリウムのメンテナンスにタオルは欠かせません。常に奇麗なタオルを最低5枚以上持ち歩きましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　

タオルの素材は水を吸収しやすいものが最適です。購入したての新品は水をはじくものもありますので、そのようなものは一度水洗いして使いましょう。

ピンセット

ピンセットも必ず使うアイテムです。大中小と持っていると便利です。しかし中には水草用となっている物でも錆びるものがあるので注意してください。

ピンセットに取り付けることでハサミになる物もありますが私的には余り使いやすさは感じません。ピンセットも錆びないで長年使えるものがありがたいと感じます。

※ピンセットの刃先がつまみにくい時はペンチなどでつかみやすい角度に調整します。無理に手で広げるとつなぎ目の所が剥がれることがあるので注意してください。

スポンジ

苔を落とすときのアイテムとして食器洗いに使うスポンジが最適です。スポンジは柔らかい部分と裏面が硬い状態になっているものが便利です。ガラス水槽の場合は荒い方でも大丈夫ですが、アクリル水槽は傷がつきやすいので柔らかい方でこすりましょう。

スポイト

スポイトもあると意外と便利！用途は色々必ず出てきます！

耐水ペーパー

耐水ペーパーも必ず使います。耐水ペーパーは水槽の尖ったコーナーを丸くすることができます。初めに180番～240番程度で角をとり丸くした後、360～800～1500番と番手を上げてつやを出します。

これは人工的なゴツゴツしたライブロック等の尖った部分を削るのにもとても有効です。番手の違うペーパーを常に用意しておきましょう。

ウールマット

ウールマットは上部式フィルター用に作られました。その後外部式パワーフィルター用に丸い物や用途に沿った形の物が作られています。大きなものを切ってその形にして使用する物もあります。最近では上部式フィルターを使用することは少なくなってきました。オーバーフロー水槽の水が一番初めに落ちる部分（ウールボックス）にウールマットを使用します。ウールボックスには1枚ではなく２～３枚重ねるように使用します。白く柔らかいウールマットは物理ろ過を目的として作られています。汚れてきたら新しいものに交換しましょう。特にオーバーフロー水槽の濾過槽に使用している場合ウールマットが汚れすぎて水がその部分を通ることがでなくなり、濾過槽から水があふれることもあります。