浅草散策

TOJOファミリー

こんにちは。Aquarium TOJO 東京 USHIO代表の牛尾です。

 

先日、すみだ水族館と浅草に行って来ました。

目的は気晴らしとアクアリウムの勉強のためです。

 

館内に入ってすぐ大きな水草水槽がありました。

この水槽は人工的に二酸化炭素を注入し光合成による水草の成長を促してます。

自然の循環を体現した見事な水槽です。ただ二酸化炭素が水草に吸収され酸素に変換されるまでの間にお魚たちがCO2中毒になるのでは?と疑問に思います。

入場料は2500円。

公営の水族館だと500円~1000円くらいなのでそれに比較するとお高めに感じますが、綺麗で圧倒される水槽を見ると満足感に浸れてしまいますね。

お金をもらうからには見た全ての人が癒されるアクアリウムを作りたいとの想いが強くなったことがこの日の大きな収穫でした。

 

この日は2023年9月1日。

1923年9月1日に発生した関東大震災からちょうど100年ということで当時東京の中心地だった浅草で何か由緒あるもに巡り合えないかとネットで調べ行きついた場所が「凌雲閣(りょううんかく) 」の跡地でした。

※凌雲閣の記念碑

1890年に建てられたこの9階建てのこの建築物はたくさんの娯楽施設があり、震災で倒壊するまで多くの人を楽しませていたようです。

展望台からは筑波山(茨城県)や秩父の山(埼玉県)が眺められたみたいです。高層ビルが乱立する現代では考えられませんね。

当時の東京を象徴する建物で今で言うと東京タワーがなくなってしまうようなものでしょうか。

※跡地にあった凌雲閣の大きな壁画

 

4つの大陸プレートや海洋プレートの真上にある日本にとって震災は宿命なのでしょうか。

数十年以内に必ず起こるであろう大地震に向けて私たちの出来ることは備えることだけです。みなさんはどんな備えをしていますか?

水景デザイナーの私にとって災害によって水槽のお魚たちに負担がかからないことを祈るばかりです。

Aquarium TOJO 東京 USHIO

 

#アクアリウム#水族館

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