甲府市歴史文化交流施設

甲府市歴史文化交流施設 小江戸甲府花小路「こうふ亀屋座」
東城久幸です。
2025年4月10日に山梨県甲府市に新たにできました甲府歴史文化交流施設内の
「こうふ亀屋座」でアーティフィシャルテラリウム™を作ってきました。
しっかりとした作品を作るために事前に水槽実寸のオブジェを作りイメージを創り上げます。
2025年4月10日
今回の花は桜を使用します。桜と言えば春だけのイメージですね。
今回の直径450㎜の円柱OF水槽にはシュブンキンと言う金魚が入ります。
私は長年アーティフィシャルテラリウムを作ってきて金魚には桜が一番似合うと考えています。
そして今回の施設には海外からも大勢の観光客が来場します。古くからの日本の景色を現代風にアレンジしようと考えました。
その為に一年中来場する皆様を桜でお出迎えすることにしました。
設営当時はまさに桜も満開でした。
当初大きな作品を作る考えでしたが、意外に入り口のもぎりカウンターは小さく、水槽も450㎜のサイズになってしまったためボリュームは控えめに作ります。
当日はAquarium TOJO愛知「HOBO」の保浦代表も愛知県から5時間かけて駆けつけてくれました。保浦代表の庭に咲く桜の枝を持ってきてもらいました。
アーティフィシャル作品は土台が命です。
しっかりとした土台を作るためにあらかじめ用意した金具で桜の大きな枝を2本固定しました。
その2本の枝に小枝を結束バンドで付け足していきます。
形の良い流木をメインに配置して、そこに桜の枝とまた違う流木を重ね合わせ土台を作っていきます。
私の頭の中では仕上がりのイメージはできていますが、周りの雰囲気に合わせるため
少し離れた位置からの確認は大切です。
入ってきたお客様の目線も意識しています。
今回天井が低いのでそのバランスも考える一方ダウンライトが近くに2つあったのでそれの利用も意識しました。
この水槽は毎週メンテナンスされますが、桜のオブジェは5年ほど持つように考えます。その為全ての枝をしっかりと固定しなければなりません。
周りで多くの人が私達の手順を見てくれていますが、花がつくまでどんな形になるのか想像できなかったことと思います。
土台を作り上げたところで東城幸恵とバトンタッチします。
彼女は長年造形美術を学んできたため、形や色合いに関しては超一流のセンスがあります。
特に彼女は花弁から抜ける景色(透け感)にこだわります。だからこそバックと色合いの調和が大切になりますね。
作品名:桜の想い
3時間かけて作品が無事できあがりました。
今回このような作品を作る場を提供していただきました、甲府市の皆様と今回全てのご手配等をして頂いたAquarium TOJO Family 山梨 株式会社シンシアリーパートナーズの福田代表夫妻に心より感謝致します。ありがとうございました。そして今後のメンテナンスを宜しくお願いいたします。
甲府市歴史文化交流施設 小江戸甲府花小路 こうふ亀屋座は2025年4月19日オープンです
是非お越しください。
☆東城久幸は全国どこへでもこのような作品を作りにお伺い致します。作品の大小に関わらずお気軽にご相談ください。
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