バレンタインと言えば
みなさんこんにちは。
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。
もうすぐバレンタイン。
バレンタインの季節になると、水族館でよく展示されている魚がいます。
「キッシンググラミー」という淡水魚です。
この魚は、キッシングという名前の通り、2匹がキスをしているような
姿を見せる事からこの季節にピッタリという事で展示がされています。
その姿を見た人はもちろん、オスとメスがキスをしていて仲良しと感じる事でしょう。
20年ほど前に公開されて大ヒットした
韓国映画『シュリ』
の中でも登場し、
ストーリーに重要な役となっています。
劇中、主人公はヒロインにこの魚の事をこのように説明します。
「つがいの一方が死んでしまうと、もう一方は生きていけない。
二匹は常に一緒でないと生きていけないんだ。」
つまり、自分たちの事をこの魚に例えて話をしているんですね~。
でもこの劇中でのお話しも、多くの方が水族館で感じる印象も本当は間違いなんです。
このキスをしているような姿を見せる2匹は実はオス同士。
しかも仲良しではなく、威嚇をしあってるだけなんですね。
つまり、間違いどころか全くの逆なんです。
ダチョウ倶楽部の上島さんと出川さんのように、キスをして仲直りとも違いますw
うーん・・・映画ではロマンティックなシーンなのに残念!
映画の脚本を作った方は、この事をたぶん知らないんでしょうね。
オマケのお話しとして、
『シュリ』
という映画タイトルですが、実はこれも魚の名前です。
日本語名では、
「ヤガタムギツク」
という淡水魚で、朝鮮半島の固有種です。
現地での呼び名が、「シュリ」(正確には発音は違うようですが)と言うそうです。
このヤガタムギツクは、韓国と北朝鮮の軍事境界線付近に棲息をしており、
映画のストーリーになぞって付けられています。
もし日本で
「アマゴ」(日本固有種の淡水魚)
なんてタイトルの映画があったらビックリしますがw
興味がありましたら、ぜひ一度この映画も見てみて下さい。
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