子供施設に水槽を
こんにちは。
静岡のAqua design Blue’Sの佐久間です。
最近、保育園に水槽を設置して来たのですが、
子供がたくさんいる(来る)施設に水槽は本当にオススメです!
弊社では保育園の設置やメンテナンスはなるべくお昼寝時間に合わせて伺うようにしているのですが、
子供たちが起きている時間に行くと囲まれて質問ラッシュになるぐらいに子供たちは
興味津々。
水槽の前を通る度にみんな水槽を眺めて行くそうで、もしある魚がいなくなってしまったり、
いつもと違う感じだとすぐに気づくそうです。
それぐらいによく観察しています。
魚たちに名前を付けてみたり、魚たちがビックリするような事をする子がいたら
子供たちが自ら声をかけて注意したり、行動にも変化が起きています。
あまりよくない事ではありますが・・・
もし魚が死んでしまうと、子供たち自らが進んでお墓を作ろうと言いだし、
先生と一緒に埋めて手を合わせてくれるそうです。
命というものを理解し学ぶうえで、
本物の生き物を扱うという事は教育にとても良い事だと痛感します。
特にコロナ禍でなかなかお出かけ出来ない今、水族館に行かなくても
生き物を見る事が出来るというのは子供たちには嬉しい事なんじゃないでしょうか。
また、日々忙しくしている先生たちにも大変好評で、
先生たちの癒しになっているという事が大変嬉しく思います。
さて、ここからは水槽を設置する側のお話し。
子供たちがメインで見る水槽ですので、設置するうえでは他とは違う処置をしています。
まず大切な事は安全第一!
叩いたりぶつかったりしても、動いたりケガをしたりしないように注意します(当たり前な事ですが)
配線やボタンなども触られないように気を付けて配置しますし、
水槽台の扉には簡単に開けられないように処理をします。
予算やご契約者様のご要望にもよりますが、水槽台を子供目線に合わせて
通常よりも低く作製する場合もあります。
ディスプレイや水槽背面色などもなるべく明るくし、子供たちが見やすいようにします。
季節に合わせた装飾をしたりもしますが、
水槽台に装飾する場合は子供たちが触る事を前提に考えて選んで取り付けします。
水槽内には子供目線でしか見つけられないようなディスプレイを隠してみたり、
そのディスプレイの場所を時々変えてみたり・・・。
よく観察する子供たちだからこそ、いつも楽しめるように色々と考えたデザインにしています。
子供だから危ないと言って敬遠する方(施設)も中にはいらっしゃるのも事実ですが、
『本物』には
映像や図鑑では得られない「何か」を感じてくれる事は間違いありません!